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11.クンバーコーナム
風呂場のHongKongスター さて、やれ風呂場で洗濯でも、とドアを開けたら10匹くらい蚊がいて、ギニャーッ!となるも、こちらも慣れたものだ。ブルース・リーかジェット・リーあるいは若き日のジャッキー・チェンのごとく華麗に動き、蚊をあの世へ送り出す。仏教の生まれ故郷で殺生しまくる女。
噛みタバコ 朝食の後、クンバーコーナムの街を散歩する。
実にのんびりとした町で、所々に井戸や水汲み場があった。井戸端の様子はさながら江戸時代だ。タンジョールと違って、町人は話しかけるでもなく遠くから静かにみている。クンバーコーナムも見所はドラヴィダ寺院だけなのでまたしても寺巡りをする。
シヴァ神のお導きでPrabakaran氏登場 I want to see Temples.( ワタシ・テラガ・ミタイ・デス) と言ったら、色々と中を案内してくだすった。ありがたい。本当のところ異教徒は進入禁止だったかもしれないが、プロバーハラン氏のおかげでなんのその、どんどん一緒にお参りした。氏による丁寧な英語の説明のお陰で、今までぼんやりしてた物がはっきりして、本当、このプロバーハラン氏はヒンドゥーの神様が使わした使途だ。 三つ目に訪れたクンベーシュワラ寺院は特に忘れ難い。ご本尊をまつる中央部は、α波大放出レベルの神聖な空気に包まれていた。シヴァ神が手ずから作ったという伝説の本尊リンガ(男根をかたどった石)は、暗い奥殿で赤子のように大切に布にくるまれていた。ココナッツオイルの灯明がゆらめいて、生花の香りがただよう。
寺と寺の間を裸足で走ったり、寺の派出所みたいな所で髪にジャスミンの花をつけてもらったり、蠅だらけのサトウキビ生ジュースをもらったり、とにかくめちゃめちゃ楽しい寺巡りになった。
プロバーハラン氏の家族と会食
そして、ここで食べたミールスが、すごーーーーーく美味しかった。美味しすぎて写真も取り忘れた。赤カブの煮物と馬鈴薯カレーが特に美味で、付け合わせのアチャールも爽やか、はたまたマンゴーカレーなんてのもあった。みんなご飯を散らさずに綺麗に食べていて、全体的に上品な一族である。突然の珍入者にも親切であたたかく、なんでこんな事になったのか分からないが、ありがたい。
ランチの後は氏の友人宅にゆく。ここの家族も信心深くて、奥さん自慢の神棚には、沢山のヒンドゥー神に加えて、キリストとマリアのブロマイドまであった。この奥さん、ディスプレイセンスがあって、部屋の所々にシンメトリーの飾りや美しい小物が見受けられ、中でも一番綺麗だったのは小さな庭だ。薔薇をもらう。
バスでクンバーコーナム→チバンタラムを目指す バスの中では、静かなお爺さんに助けられたり、マイリヤーラムというバス停では日本語通訳のプラカーシ青年に日本語で話しかけられたりした。怪しさまる出しだったが、話をしていたら案外いい人だった。MBAの勉強をしているんだそうだ。タミルについて少し教えていただく。この人は1度も私に触らなくて、本当にめずらしいインド人だった。(それくらい男から触られまくるのが日常茶飯事ということである。)
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